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共同獣医学部共同獣医学科卒業生のバルバラ ラモス獣医師が英国の獣医師免許を取得しました

共同獣医学部共同獣医学科は2019年6月からEAEVE(欧州獣医学教育機関協会)の獣医学教育国際認証を取得しています(https://www.vet.kagoshima-u.ac.jp/post-2578/)が、認証取得以降に卒業した学生は、英国における獣医師資格認定試験を受験せずに獣医師免許を取得することが可能となっています。この制度を利用して2023年に英国の獣医師免許を取得した木下晃輔獣医師(3期生)に続き、ブラジルからの国費留学生として共同獣医学部共同獣医学科に在籍し2024年3月に卒業したバルバラ・ラモス獣医師(7期生)が2024年4月16日付で英国の獣医師免許を取得しました。ラモス獣医師は在学中に大学間協定校のフランス・VetAgro Sup(Lyon獣医大学)での臨床実習に参加(https://www.vetagro-sup.fr/regards-croises-france-japon/)するなど豊富な海外経験を有し、現在は英国の民間動物病院に勤務しています。

【ラモス獣医師からのコメント】
「私はブラジル出身で在学中に大学の支援(鹿児島大学学生海外支援事業)を通してヨーロッパ留学経験を得ることまでできましたが、更にグローバルキャリアを築いていくつもりで取得可能な資格を調べ、英国獣医師免許について初めて知りました。そのため、英語能力試験のスコアを提出した上で簡単な面接を受けたあと英国の小動物臨床獣医師を目指して移住しました。就職して数ヶ月経ちましたが、英国での生活に慣れる中で新しい働き方、文化や英語の方言を習うといった様々なチャレンジがありましたが、初心を忘れず楽しく過ごしています。」

バルバララモス獣医師の写真と獣医師免許

関連リンク:EAEVE(欧州獣医学教育機関協会)について