畜産学科

畜産学と獣医学のハイブリッド教育

令和6年4月開設

畜産学科紹介ムービー

畜産の未来を拓く
先進的畜産人になる!

なぜ畜産学科を新設?
畜産学科で何を学ぶ?
どこで学ぶ?

3つのポリシー

アドミッションポリシー

  1. 求める人材像
    畜産科学に取り組む知識欲と探求心及びチーム活動と共生社会形成のためのコミュニケーション能力の素養を備えた、次のような学生を求めています。
    • 動物を慈しみ、動物生命科学研究、動物生産、食料生産及び環境保全に強い関心を持って、将来、畜産分野で活躍をめざす明確な目的意識のある人
    • 自然科学に幅広い知識と外国語の基礎学力を備え、専門知識・技能を活用して課題解決に取り組むための思考力・判断力・表現力の修得に意欲のある人
    • 人と動物の健全な共生社会実現に積極的に取り組む意思を有し、社会的コミュニケーションがとれる人
  2. 入学前に身につけておいて欲しいこと
    • 大学入学共通テスト及び個別学力検査等で課す教科・科目における基礎学力と思考力が必要になります。また、面接においては自分の考えを明確に表現する能力を身に付けておく必要があります。
  3. 入学者選抜の基本方針
    • 一般選抜(前期日程):大学入学共通テストで5教科7または8科目を課すとともに、個別学力検査で数学(数学Ⅱ・数学A・数学B)、理科(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1科目)、英語(コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・英語表現Ⅰ)のうちの2科目を課し、基礎学力、思考力を評価します。
    • 一般選抜(後期日程):大学入学共通テストで5教科7または8科目を課すとともに、個別学力検査では面接調書を作成して面接(日本語)を課し、基礎学力、志望動機、勉学意欲、理解力、表現力、適性を評価します。
    • 総合型選抜(自己推薦型選抜):大学入学共通テストで3教科5または6科目を課すとともに、個別学力検査等で講義型試験及び面接(日本語)を課し、基礎学力、志望動機、勉学意欲、理解力、分析力、論理的思考力、表現力、適性を総合的に評価します。
    • 学校推薦型選抜Ⅰ(専門高校等対象):農業科、農業経営科、畜産科、食品科学科、生物工学科あるいはこれらに準ずる学科、もしくは総合学科を対象に、高等学校の学習成績概評がA以上の者について、大学入学共通テストを課すことなく、個別学力検査等で小論文及び面接(日本語)を課し、基礎学力、志望動機、勉学意欲、理解力、分析力、論理的思考力、表現力、適性を評価します。
    • 学校推薦型選抜Ⅰ(普通科等対象):高等学校等において、理科または畜産・食品 関連をテーマとした研究に関する活動を主体的に取り組み、学校内外いずれかで成果発表(インターネットを通じた発表も可)を行った経験を有する者について、大学入学共通テストを課すことなく、個別学力検査等で小論文とプレゼンテーションを課し、基礎学力、志望動機、勉学意欲、理解力、分析力、論理的思考力、表現力、適性を総合的に評価します。
    • 国際バカロレア選抜:高いIB フルディプロマのスコアを有する者について、書類審査及び面接(日本語)を課し、基礎学力、日本語能力、英語能力、志望動機、勉学意欲、理解力、分析力、論理的思考力、表現力、適性を総合的に評価します。
    • 私費外国人学部留学生選抜: TOEFL またはTOEIC 及び日本留学試験を課し、さらに 面接用作文を作成して面接(日本語)を課し、基礎学力、日本語能力、志望動機、勉学意欲、英語能力を総合的に評価します。

ディプロマ・ポリシー

  1. 豊かな人間性と正しい倫理観を持ち、行動規範に従い職務を遂行できる能力
  2. 生命倫理と動物福祉に基づいた動物生命科学研究を行う知識と論理的考究の能力
  3. 人と動物の健康と環境の健全性に配慮した動物生産・食料生産を管理・指導する能力
  4. 持続可能な畜産経営のための革新的テクノロジーの社会実装化に取組む能力
  5. 高付加価値な畜産食品の開発と国際流通に係る畜産物と加工品の評価分析を実践できる能力

カリキュラム・ポリシー

教育目標に掲げる人材を育成するために、教育資源を有効活用し、幅広い、専門性の高い畜産学教育を提供し、次のような知識、技術及び能力を身に付けさせます。

  1. 初年次から卒業まで一貫した畜産学と獣医学のハイブリッド教育課程を編成
    1. ①導入教育及び基礎教育科目を配置し、動物への正しい生命倫理、基礎的な生命科学の知識及び実践的な英語力を培います。
    2. ②畜産学の専門科目に加えて、基礎獣医学及び病態予防獣医学の専門科目を必修科目として配置し、畜産学と獣医学に関する基礎的な知識と技術を修得します。
    3. ③進路教育を強化すると共に、畜産生産系技術者、畜産化学系技術者及び獣医療系技術者の養成につながる選択科目を配置します。また、農学科目の選択履修も可能とします。
  2. 目的・目標に応じた方法による教育の実施
    学位授与の方針に掲げる能力を育成するために、各科目の目的・目標に応じた方法による教育活動を行います。
  3. 厳格な成績評価の実現
    各科目において教育・学習目標と評価基準を明確に示し、厳格な成績評価を行います。 また、獣医学や畜産学に取り組む知識欲と探求心、これを実践し活用する論理性と創造力及びチーム活動と共生社会形成のためのコミュニケーション能力の素養を備えた入学者の受入れ方針(アドミッション・ポリシー)を定めます。

畜産学科で取得できる資格

※ 畜産学科では、獣医師国家試験の受験資格は得られません

家畜人工授精師、愛玩動物看護師、実験動物1級技術者、
食品衛生監視員、食品衛生管理者、食鳥処理衛生管理者、飼料製造管理者

名称 内容 備考
家畜人工授精師 資格取得可能 資格取得後、家畜受精卵移植師に関する講習会を受講することで、家畜受精卵移植師の資格取得可能
愛玩動物看護師 受験資格取得 指定する科目を修得し、卒業すると受験資格取得
実験動物1級技術者 受験資格取得 指定する科目の修得により受験資格取得
食品衛生監視員 任用資格 卒業後、資格に関連する職務についた場合に資格取得可能
食品衛生管理者 任用資格 卒業後、資格に関連する職務についた場合に資格取得可能
食鳥処理衛生管理者 任用資格 卒業後、資格に関連する職務についた場合に資格取得可能
飼料製造管理者 任用資格 卒業後、資格に関連する職務についた場合に資格取得可能

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高校訪問による進学説明会・模擬講義の実施などのお問い合わせ

〒890-0065 鹿児島市郡元1丁目21番24号
鹿児島大学共同獣医学部畜産学科設置準備委員会
TEL:099-285-8653 メール: k1820525[at]kadai.jp
※メールアドレスは[at]を @ に変換してください。
※入試情報は随時公開する予定です
https://www.kagoshima-u.ac.jp/exam/