ある大学生の1日


嶋田 義之 さん
共同獣医学部畜産学科 1年
鹿児島県立開陽高等学校出身
どうして鹿児島大学の畜産学科を選んだのか
畜産学科を選んだ理由は、将来畜産にかかわる仕事がしたいと考えたからです。母が鹿児島県の県職員の畜産技師として以前働いており、畜産業に関する話を聞いたり、知り合いの農家さんのもとへ訪れたりする中で、畜産業へ興味を持ちました。
鹿児島大学の畜産学部を選んだ理由は、鹿児島県は全国有数の畜産県であり、豊富なフィールドを活かした学びができると考えたためです。
また、鹿児島大学では畜産学と獣医学を融合したハイブリッド教育を行っており、幅広い分野から畜産業に貢献できる力を身につけられる点にも魅力を感じました。
大学生活について
大学生になって新しい仲間や自由な時間が増えるほか、自分の行動を誰かに促されることもとがめられることもない、自分のことをすべて自分で決められるようになったと感じます。
なので、行動の選択肢が増え、自分のやりたいことや新しく挑戦することが多くなりました。
ある日のスケジュール

所属サークル
探検部、山岳部、ワンダーフォーゲル同好会を兼部しています。



趣味
【登山】
部活でもあり趣味でもあります。最近免許を取ったので、親の車を借りてソロ登山をすることにはまっています。
【アニメ】
「僕のヒーローアカデミア」を電車で少しずつ見ています。
【野球観戦】
インターネットでメジャーリーグの試合を見るのが好きです。いつか現地に行って生で見てみたい!
通学時間
電車と自転車で50分
アルバイト
ガソリンスタンドのアルバイトをしています。シフトは1週間に2から3回程度。1日のシフトは3時間から多いときは8時間。大学が終わった後や授業のない日に行きます。
冬は寒く、夏は暑いですがそれ以外は覚えることが少なく、楽なバイトです。バッテリーやオイルなどのセールスを行うとボーナスに還元されるのでやりがいがあります。
夏休みの過ごし方
1年生の夏休みは部活動の遠征で長野県へ登山にいきました。北アルプスの3000m近い山々は九州の山とは違う迫力がありました。
また、先生からの紹介で削蹄士の方のもとへ職業体験に行きました。牛とのふれあい方や削蹄士、畜産農家の方の仕事を肌身に感じました。
将来について
入学当初は畜産関係の公務員になりたいと考えていました。生まれ育った鹿児島県の畜産業が支えられることや牛と一緒に働くことに魅力を感じます。
入学後、授業を通して研究者になる将来にも興味を持ち始めました。高校時代、生物や化学が好きでしたが、大学でより発展した内容の授業を受けて化学や生物学についてもっと知りたいと思ったからです。
また、畜産キャリア形成などの授業で、研究者として働く方々のキャリアの話を聞いて、研究者という職業の具体性なイメージがわいたことも理由の1つです。
高校生へのコメント
なんでも挑戦してみてください!大学では自分で好きなように授業を組むことができるので、好きなことに使える時間が増えます。
また、1人の大人として自分の責任で行動できるので、挑戦できることの幅が広がります。サークル活動やアルバイト、職業体験やインターンシップ、旅行、もちろん勉強など自分のやりたいことを、今しかない自由な時間に挑戦してみてください。