2006年度◇酪農学園大学・短期大学SYLLABUS[講義内容集]
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獣医[獣医学科]

科目 単位 学年 開講期 選択・必修
人獣共通感染病学(*) 2 5 前期 必修
担当教員
田村 豊
 授業のねらい
 人獣共通感染症(Zoonosis)は人と動物の双方が罹患する感染症を言い、人の健康を脅かす要因として獣医公衆衛生学の重
要な領域である。本講では主な人獣共通感染症の疫学的特徴を学ぶとともに、その防除対策についての知識を習得する。



 授業計画
 1.定義と概要
  (1)ズーノシスの定義
  (2)ズーノシスの種類と分類
  (3)ズーノシスの地理的分布
  (4)人と動物疾病との関わり合い
  (5)人におけるズーノシスの発生要因
  (6)ズーノシスに対する人と動物の症状
  (7)「感染症法」におけるズーノシスの現状
  (8)職業とズーノシス
  (9)わが国におけるズーノシスの現状
  (10)外来性ズーノシス
  (11)エマージング感染症
 2.ウイルス性およびプリオンによる人獣共通感染症
    狂犬病、B ウイルス感染症、アルボウイルス感染症、ハンタウイルス感染症、ラッサ熱、南米型出血熱、マールブル
    グ病、エボラ出血熱、ニパウイルス感染症、サル痘、インフルエンザ、ニューカッスル病、プリオン病
 3.リケッチアおよびクラミジア性の人獣共通感染症
    発疹チフス群、紅斑熱群、ツツガムシ病、Q 熱、エールリヒア症、オウム病
 4.細菌性の人獣共通感染症
    結核、野兎病、パスツレラ症、ブルセラ病、サルモネラ症、豚丹毒、リステリア症、炭疽、ペスト、レプトスピラ症
、    細菌性赤痢、大腸菌症、エルシニア症、仮性結核、鼻疽、類鼻疽、カンピロバクター症、鼠咬症、ライム病、猫ひ
    っかき病、破傷風、ガス壊疽、ボツリヌス症、ブドウ球菌感染症 5.真菌性の人獣共通感染症
    皮膚糸条菌症、カンジダ症、クリプトコッカス症、アスペルギルス症、スポロトリコーシス、接合菌症、ヒストプラ
    ズマ症、コクシジオイデス症、ブラストミセス症
 6.原虫性の人獣共通感染症
    トキソプラズマ症、アメーバ赤痢、バランチジウム病、トリパノゾーマ病、リーシュマニア症、ジアルジア症、ニュ
    ーモシスチス症、クリプトスポリジウム症、バベシア症
 7.寄生虫性の人獣共通感染症
    肝吸虫症、メタゴニムス症、肺吸虫症、肝蛭症、日本住血吸虫症、有鉤条虫・有鉤嚢虫症、無鉤条虫症、包虫症、裂
    頭条虫症、マンソン孤虫症、アニサキス症、顎口虫症、旋毛虫症、トキソカラ症、アライグマ回虫症、犬糸条虫症、
    広東住血線虫症、外部寄生虫症 






成績評価基準
注意事項
教科書
参考書
備 考
試験(80%)、リポートと出席(20%)



「獣医公衆衛生学」第3版 高島郁夫・熊谷 進編 文永堂出版

「人獣共通感染症」木村 哲・喜田 宏編 医薬ジャーナル社